FC2ブログ

Entries

「野本寛一講演会」を開催します

180624_1.jpg
明日開催予定の野本寛一講演会「人は生きものとどうかかわってきたか~環境民俗学の視座から~」(無料)は、現在(6/23午前10時現在)18席空いております。当日ご出席を予定されており、お申込みをいただいておられない方は、お電話にてお申込み下さいますよう、お願い申し上げます。
人の生活文化が自然環境からどのような影響を受け変容していくのかを研究する「環境民俗学」を切り開いてきた近畿大学名誉教授 野本寛一氏をお招きし、この地方の身近な生き物と私たちの生活の関わりについてご講演いただきます。
人は身近な動物と様々な関係性をもちながら共存してきました。ある動物を、農作物を荒らす害獣として敵対・駆除する一方で、同じ動物を信仰の対象としてその霊性を尊ぶという矛盾した関係があり、人はそれを背負いながら生きてきました。この地方でもよく見られる鹿を例にとってみても、稲や木の皮を喰い荒らす「害獣性」、春日大社の他、各地で神の使いとして神聖視される「霊獣性」の他、食肉や薬として捨てる箇所が無いほどの「実用性」という三つの側面を見ることができます。
山と海に囲まれた熊野では、動物と人との関わりも特に多様であり、暮らしの中で目にする花や耳にする動物の鳴き声などを生業行為の基準とする「自然暦」も多く伝えられています。
野本寛一氏は徹底したフィールドワークを重視した研究手法で知られ、自らの足でひたすら現地を訪れ、人々の語りに耳を傾けてきました。環境問題が注目される今こそ、野本氏が集めた先人たちの体験や伝承などから自然とのかかわり方について考えていただく機会となれば幸いです。
また、講演の後半では、参加者との対話会も予定しています。

<スケジュール予定>
13:00  開場
13:30  1部 講演「人は生きものとどうかかわってきたか~環境民俗学の視座から~」
14:45 2部 対話会  司会:桐村英一郎(熊野古道センター理事)
15:30 終了
スポンサーサイト
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
http://kumanokodocenter.blog111.fc2.com/tb.php/673-c7fed15a

トラックバック

コメント

コメントの投稿

コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する

Appendix

プロフィール

熊野古道センター

Author:熊野古道センター
熊野古道センターは熊野古道伊勢路(紀伊山地の霊場と参詣道)の世界遺産登録を記念して建てられた新しいタイプのビジターセンターです。 展示や、ウォークイベント、体験講座など様々な分野で熊野古道や、東紀州を配信していきます。

FC2カウンター

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR